関東の方から、うちの児童がネットにいたずら動画を上げている、と電話があった。調べると高い所から飛び降りたり、他の子のズボンをずらしたりしていた。急いで注意したが、子どもたちは横柄な態度で、「ユーチューバーになるから」と、勉強もせず困っている。

当該児童たちの言い分を聞いてみました。彼らは将来を見据えて、「真剣に」YouTube投稿を繰り返していました。子どもたちの声の要約です。




有名なユーチューバーは1億円以上稼いでいる。もうあくせく勉強する時代じゃない。変顔や友だちの悪口とかじゃ動画再生回数が伸びないので研究したら、みんなが驚くことやおもしろがることがいいとわかった。高い所から飛び降りたり、他の子のズボンをずらしたりしたら数が伸びたので、スカートめくりや男子トイレの盗撮を計画していたら、先生にばれた。


逮捕や書類送検される可能性を話すと、「ネットでは何をしてもいいとみんな言っている」と言います。「みんなって誰?」と問うと、「太郎君(仮名)」。その太郎君に聞くと「お兄ちゃんが言ってた」と言います。



太郎君のお兄ちゃんは間違っています。皆さんの行為は逮捕や書類送検される可能性があります。

ネットは便利ですが、使い方を間違えば人生が台無しになることを具体例を挙げて説明しました。子どもたちは青ざめた表情で真剣に聞いてくれました。