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夏になると毎年のように起こってしまう、窓を閉め切った車中に子供を残したことによる死亡事故。毎年注意喚起されるのにもかかわらずどこかでこの痛ましい事故がまた起こる。あたりまえだが、これは日本だけの話ではない。そしてアメリカにこの問題を解決しようと取り組んだ11歳の少年がいると話題に!

発明したのは11歳!

テキサス州のマッキニーに住む11歳の少年ビショップ君。

きっかけはテレビのニュースだった。

ある日彼は地元のニュースで6か月の赤ん坊が車に数時間置き去りにされ、亡くなったことを知った。それを見たビショップ君はなんとかこのような事故が防げないものかと考え、ある装置のプロトタイプを作り上げたのだった。

「ビショップはとても悲しんでいて、それから何か考え込んでいました。」ビショップ君の父親が語った。「ビショップはこういう事故を防ぐような方法を考え付いたんです」

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父親が仕事から帰るとすぐにビショップ君は自分のアイデアを父親に告げた。彼の手には彼が発明し、「オアシス」と名付けられた装置のような物の詳細が描かれたクシャクシャの紙が握られていた。

「最初にビショップがそのスケッチを私に見せてきた時、なんとか問題を解決しようとしているという気持ちに感激しました。私たちはいつも不満ばかり言ってなにも解決法を見つけ出さないので、彼は偉いなと思ったんです」

ビショップ君の発明した装置は、扇風機のようなもので、ある一定の温度に達すると動き出す仕組みになっていた。この装置を後ろの座席に座る子供の目の前に来るように、前の座席の後ろにつけるのだ。

「GPSを利用して、車が止まった事を装置が認識するように考えています。そして同時に子供が席に座っているか、また車内が熱くなっているかもわかるようにして、もしそうなら、クーリングシステムから冷たい風を出すというアイデアなんです」

しかし、ビショップ少年はここで終わらなかった。彼はさらにこういった状況に陥った子供たちを救えるようなシステムが欲しいと考えた。そしてGPSと同時にWi-Fiも加えることにしたのだ。扇風機が作動すると、備え付けのアンテナからWi-Fiを使って両親へコンタクトするように設定。万が一親がその連絡に答えない場合は警察などに連絡がいくように設定する。

「GPSがあるので、子供の位置を把握することができるんです」と父親は続けた。このアイデアをひっさげ、1月に開設されたクラウドファンディングによって4万ドル(約450万)を集めた。それによってビショップ君は特許の申請を行い、この装置の3Dモデルを作り上げた。

実は彼の父親はトヨタのエンジニア。父親は会社にもこのアイデアを持ち込んでいた。これをきっかけにビショップは子供の事故防止をテーマとした会議に出席し、車のシートの製造会社に向けてプレゼンを行った。数社がビショップのアイデアに興味を示したが、父親が言うには、まだどの会社と協力するか決めていないという。

この装置は店頭に並ぶにはまだまだ様々な実験や調整が必要とのこと。アメリカでは年間平均で37人の子供が毎年暑い車内に取り残されて死亡している。1994年の調査から数えると804人の子供が犠牲になっている。

「どんな親でも完璧ではなりません。私だって毎日なにか間違った事をしてしまいます。でも、もしこんな間違いを犯してしまったら、ごめんなさいと言っても、もう子供は戻ってこないんです。この装置があれば、親に間違いを反省させ、子供をもう一度抱きしめることができる機会を与えてくれるかもしれません。ビショップは簡単な方法でこの悲劇を防ごうとしているんです」

確かによく考えると案外単純な装置。もしもビショップ君の装置「オアシス」が実用化されれば、そんな事故を未然に防げるかもしれない


海外の反応

・ 窓が自動で開くようにすればもっと簡単じゃない?
・ 扇風機だよ、窓よりいい。
・ すごい子供だね、頑張ってほしい!
・ もう一つの簡単な解決法「子供を車内に残すな」
・ 子供がこういうのを考えるってことがすごい!
・ 本当にこういう事故はなくなってほしい。
・ なんで今までこんな事に気が付かなかったんだろう…
・ 実用化される日はくるのか?